論理ボリュームを作成する際、物理区画を正確に割り当てるためには、
予め割り当てようとする物理区画のマップファイルを作成しておき、
論理ボリュームを作成する際の「mklv」コマンドのパラメータと
して指定することで可能となる。
例として、rootvgにlv06と命名した10個の区画からなる論理ボリュームを
hdisk1の区画1から3、41から45、及び50から60に作成する場合
を示す。
1.使用しようとする物理区画になにも割り当てられていないことを確認
% lspv -p hdisk1
2.論理ボリュームの物理区画をマップファイルとして作成
マップファイル
hdisk1:1-3
hdisk1:41-45
hdisk1:50-60
3.作成したマップファイルを使用して論理ボリュームを作成
% mklv -t jfs -y lv06 -m マップファイル名 rootvg 10