KVM †KVMとは、Linuxカーネルが備える仮想化機能(ハイパーバイザ)です。1台のパソコン上で複数のOS(KVMが動作するLinuxおよびそれ以外のOS)を同時に動作させるために必要な制御を行う「仮想マシン・モニター」(VMM:virtual machine monitor)の仕組みを提供します。KVMは、Linuxカーネル2.6.20から標準搭載(マージ)されています。 概要は、こちらを参照 RHEL6 KVMによる仮想化 †説明が面倒なので、SlideShareから抜粋 ・RHEL6 KVMによる仮想化(by moriwaka@レッドハット) 仮想Windows7のディスク拡張 †仮想サーバー上に構築したゲストOS Windows7のディスクを10Gバイト拡張します。 Googleで検索、調べたのですが、色々方法があり困り果てていたのですが、Red HatのKVM実機を使った実際のコマンドがあるか調べながら行った結果以下の方法で実行してみました。 1) 仮想サーバーにrootでログインする。 2) 対象の仮想マシンWindows7のWindows Updateする。 2) Windows7をシャットダウンする。 3) イメージファイルをバックアップ 仮想マシンマネージャーより対象Windows7の仮想マシン画面を開き、仮想ディスクのソースパスを参照してイメージファイルを特定。仮想サーバーのターミナルを起動して、以下のコマンドを実行。 root# cd /var/lib/libvirr/images root# ls -l root# cp -p mino.img mino.img-bck ディスク容量に注意。 4) イメージファイルの拡張 root# qemu-img info mino.img root# qemu-img resize mino.img +10G root# qemu-img info mino.img 仮想ディスク容量は+10Gされているが、実ディスク容量は+10Gされていない。仮想マネージャーで該当サーバーのディスク容量を見ても+10Gされていない。 ※実はここで、拡張したイメージファイル名を変更して、仮想マシンマネージャーでイメージファイル名を削除、追加で変更すれば良かったのかも知れない。 5) Windows7起動 やはり、Cドライブは、+10Gされていない。 違う手順を4)イメージファイルの拡張からやり直す。 ※実はここで、 4') イメージファイルの拡張 root# rm mino.img root# dd if=/dev/zero of=zero10G.img bs=1G count=10 root# cat mino.img.bak zero10G.img > mino.img root# qemu-img info mino.img 仮想ディスク容量も実ディスク容量も+10Gされている。しかし、仮想マネージャーで該当サーバーのディスク容量を見ても+10Gされていない。ここで悩むも、拡張したイメージファイル名を変更して、念のためオーナーとグループも変更する。 root# mv mino.img mino-30.img root# chown qemu.qemu mino-30.img 仮想マシンマネージャーでイメージファイル名を削除、変更したイメージファイルを追加してみると+10Gと認識される。 5') Windows7起動 やはり、Cドライブは、+10Gされていない。 Googleで、Windows7のディスクの管理はどうするのか調べてみると、「スタート」→「コンピューター」で右クリックするとメニューが表示され「管理」と言う項目を選択。コンピューターの管理画面が表示されて、記憶域の下にディスクの管理を発見。+10Gが未使用で存在。Cドライブを右クリックして、ボリュームの拡張を選んで実行したら、+10G弱ほどされました。 ・今日の教訓: Googleで調べて色々試すとやりたいことができる。 しかし、いくら調べても、聞いた方が早い時もある。 samba共有で別インターフェースで共有できないとしは、iptablesを疑え! |