昴(すばる)倶楽部 9 2000/06/03[バリケードも何のその?] リビングルームと台所、となりの和室との間は、まだバリケードで仕切られ、人は またいで通行する状態です。しかし、だんだんと昴の身体も大きくなってきて、足腰 も強くなってきて、そのバリケードとなっているサークル用のフェンスを飛び越える ことができるようになりました。 (台所は食べるものも置いてあるし、前号の第8号のときのような事件が、また起こ っても困りますので、バリケードは取り外せません) そこでと考え、台所の境は、昴では簡単に飛び越えられない高さのバリケードにし ました。まずは安心になりましたが、それに伴って人が通行することも不可能になり ました。人の台所への出入りは、リビングルームから一度廊下へ出て、そこから台所 へ入るという面倒なことになってしまいました。 (これでは、いささか不便すぎるので、後にリビングルームと台所の境のバリケード は、赤ちゃん用の開閉式のベビーフェンスに替えて少しは楽になりました) 台所へは飛び越えて入れなくなった昴ですが、学習能力が高いのか、和室との間の バリケードは飛び越えられることを憶えると、頻繁に飛び越えるようになりました。 中に入っても、いたずらされるようなものはないのでよいわけですが、家族が居ない 時に和室に入って、そこから廊下、台所、2階などへと行って、いたずらされてもと 思いました。しかし、ここも高いバリケードにすると、人にはより不便なことになっ てしまいます。また、戸を締め切っておくわけにもいきません。 (もう、その頃は、多少の引き戸は手足を使って開けてしまうことを学習していまし たから、閉めておくだけでは無駄です) 人が居るときは今までのバリケードで、居ないときは簡易的なカギで戸が開かない ようにしました。とは言っても、夏場などの暑いときは、一人ぼっちの昴の暑さ対策 で、身体が通れないほどの隙間を開けて、カギをすることにしました。リビングルー ムに閉じ込めておくような状態になってしまい、数年が経ちましたが、それ以後の昴 の生活には、何の問題もありませんでした。 [ジュニア(四男・MIX猫)が、昴の家をハウスジャック?] 昴の家兼寝室として、赤い屋根の犬小屋がリビングルームにあります。眠くなると 自分からさっさと入って、眠りにつくことが常でした。ところが、いつの頃からか、 何を思ってかジュニアが昴の家の中に入ることが多くなりました。昴が、リビングル ームで遊んでいたり、寝転んでいたりする間に、知らぬ間に犬小屋の中に入っていま す。自分の家と思うようになったのでしょうか。 ジュニア用の寝場所というのは、特に決まっていないので、座布団の上に寝たり、 時には2人の子供のベッドの上や下で寝たりと、気ままに生活していました。それが 何を思ってか、それらと同様に昴の犬小屋を使い始めたのかもしれません。 しかし、昴が先に犬小屋の中に入っていても、その中に潜り込んだり、先にジュニ アの方が入ったりもするようになりました。また、先に入っていた昴がやさしいのか 自分は出て来て、床に寝る、ジュニアだけが犬小屋の中ということも見られるように なりました。 人がいいというか、犬がいいというか、そんなこともあってか、昴はあまり犬小屋 を使わなくなりました。長い間使ってきて汚れてきたし、ちょうどよい機会だからと 思い、犬小屋を片付けて、マットを買って使うことにしました。 始めは、例によって、掘り堀りしたり、身体をこすりつけたりと、自分の臭いをつ けるしぐさをしていましたが、マットにも慣れ、寝るようになりました。ジュニアは といえば、また同じようにマットの上に寄り添って寝ることもありますが、まあ、仲 の良いことはいいことだし、2匹して寝たりすることもある生活になりました。 これは、現在も続いているわけですが。 そんなジュニアにふりかかってきた、新たな大事件が……………! 《昴NOW・5月編》 5月は、昴の調子がよかったのか、発作は、1回だけです。しかし、なぜか分かり ませんが、朝の6時ごろ、毎朝と言っていいほど、朝鳴きをします。私たちにとって は目覚まし代わりになりますが、休みの日などは、ちょっと困ります。近所の手前も あり、少し困っています。昼間も、かなり眠っていることが多いし、夜も早くから眠 りにつくわけで、その分が早起きになっているのか?それとも、自分が目覚めてから 家族の気配がしないので不安になって鳴くのやら。そんな方がいましたら、何か名案 など教えてもらえればと思います。 |