昴(すばる)倶楽部 86 2006/10/01 †[昴は、1日おきに点滴をすることに!] 6月の始め、昴は元気がありません。また、転ぶと立ち上がるのに苦労している 様子が見られます。また、あれほどどんなときもガツガツと食べるほどの食欲があ まりありません。昴から、食欲を取ったら、これは何か異変が起き始めている証拠 ではないかと考えられました。 そして、悪いことに1日おいて2回の発作がありました。さらに、転んで腹ばい の状態になると、何だか、もがいているような様子が見られます。このままでは何 か起こるかもしれない、急いで病院へ連れて行かなければ…。 次の日、昴を病院へ連れて行くと、獣医さんからは、「すぐに点滴をします。」 と言われました。そんなにどこか悪いのだろうかと心配しました。 獣医さんに話を聞くと、直接的に何が原因ということは、考えられないようなの ですが、「癲癇」の薬やその他の薬を長く飲み続けていること、もう老犬で身体に いろいろな負担がかかっていることやら、様々なことが災いしているようです。 そして、点滴が終わると、獣医さんからは、「しばらく点滴を続けて様子を見ま す。1日おきに点滴をうちに通院してください。」とも言われました。1日おき、 これはたいへんだと思いましたが、昴のことを思うと、そんなことは言ってられま せん。今は、早く元気になってくれることを願って、私たちにできる最善の努力を していくしかないと思いました。 [「不死鳥」のように、復活する昴ではありますが…?] しかし、困ったことに、まもなく私たち夫婦は、前から計画していた2泊3日で 北海道へ旅行に行く日がせまっていました。飛行機もホテルも予約してあるし、私 の仕事の関係からも日を変更するわけにもいきません。ましてや妻は、たいへん楽 しみにもしています。でも、しばらくは1日おきに点滴をうちに昴を病院へ連れて いかなければならないことには変わりありません。 子どもたちに頼むしかありません。しかし、息子は、今年就職したばかりで、毎 日遅く帰宅するので、当てにはできません。そこでまた、ベルギーへ妻が旅行した ときのように、無理を言って娘に休みを1日とってもらい、通院を頼むことにしま した。動物を飼っていると、なかなか旅行もできないものです。 結局6月は、旅行から帰ったその後も、昴の点滴のための通院に追われる毎日と なりました。そして、月の後半にまた発作があり、先月は、月始めに1回あっただ けで済んでいましたが、計3回とまた増えてしまいました。それから、まだ相変わ らず同様に続いているのは、寝起きに大量のオシッコをすることです。「不死鳥」 のように、今まで復活してきた昴ではありますが、まったく目が離せない毎日が続 いていくこととなりました。 7月は、昴の誕生日。体調はよくなるのだろうか? 《昴NOW・9月編》 6月は、点滴のための通院で始まり、一時はどうなることやらと思っていたのが 7月に入り、昴の発作は1回もありません。そして、8月も1回もありませんでし た。このままの状態でよいものやら、また、何か悪いことが起こらなければと心配 もしていました。体調が少しずつ回復してきたとはいえ、安心してよいのやらと思 っていたら、今月中旬に発作がありました。ひどいかなと思いきや、わりに軽い発 作で済みました。何とか持ちこたえているのか、まったく先が読めない毎日です。 点滴のための病院通いも、少し回数が減ってきたとはいえ、依然続いています。 点滴でもっているという状態ではなく、多少食欲は落ちているかもしれませんが、 食べれているので、長い目で見守っていくしかないのかもしれません。 |